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うたパスPresents 小田和正&オフコース サブスク一斉解禁記念 水野良樹(いきものがかり)インタビュー|水野が選ぶ小田和正の10曲

うたパス

今年5月に小田和正の楽曲の配信がうたパスなどの各ストリーミングサービスでスタート。配信タイトルはオフコース時代の楽曲から、小田の最新シングル「この道を / 会いに行く / 坂道を上って / 小さな風景」まで、全リリース作品となっている。サブスク解禁により、1970年代のデビュー当初から数多くのヒット曲、名曲を生み出し続けてきた小田の存在に、改めて注目が集まっている。パスゲッティでは、小田和正と交流の深い水野良樹(いきものがかり)に小田の楽曲で構成されたプレイリストの制作を依頼。小田にまつわるエピソードを交えながら、プレイリストの選曲理由などを聞いた。

取材・文 / 森朋之 撮影 / 星野耕作

「夢が叶った」という実感があった「クリスマスの約束」

──水野さんが小田和正さんの楽曲に出会ったのはいつ頃ですか?

小田さんは僕が生まれた1982年よりずっと前から活躍されている方なので、物心付いた頃には親が聴いていた曲だったり、テレビで聴いた曲だったり、いつの間にか出会っていた感じですね。小学校のときに「ラブ・ストーリーは突然に」が大ヒットして、子供ながらに「すごい曲だな」と思ったのも覚えてます。小田さんのことをはっきり意識したのは、いきものがかりとして地元のライブハウスで活動しはじめた頃ですね。それまでは高校の部活の延長みたい感じだったんですけど、学校を卒業して「音楽の道に進みたい」と本気で思い始めて。ちょうどその頃に「クリスマスの約束」(2001年より毎年12月にTBSで放送されている番組。小田は番組のホストアーティストを務めている)の第1回放送があって、「こういう舞台に立ってみたい」と思ったんです。当時小田さんは50代で、「こんなにすごい人が、いろんな世代のアーティストとつながろうとしているのは、どうしてだろう?」ということにも興味を引かれました。

──その後、いきものがかりは2006年の「クリスマスの約束」に初めて出演します。

打ち合わせで小田さんの事務所に3人(水野、吉岡聖恵、山下穂尊)で伺って、ご挨拶したのが初対面ですね。挨拶したあとに山下が「小田和正さんって、実在するんだね」と言ってたんですけど(笑)、それくらいその頃の自分たちにとっては遠い存在だったんです。当時いきものがかりは「SAKURA」でデビューしたばかりで、ツアーで地方に行くとお客さんが10人くらいのこともあって。そういう時期に「小田さんが『SAKURA』を褒めてくれて、『クリスマスの約束』の出演オファーが来てる」と聞いて、最初はウソだと思ったんですよ(笑)。もちろんすごくうれしかったし、小田さんに少しでも評価していただいたことが、自信にもなりました。変な話、「SAKURA」でデビューしたときよりも、「クリスマスの約束」のステージに立ったときのほうが「夢が叶った」という実感がありましたね。

──実際に接してみて、小田さんの印象はどうでした?

本当に長い時間を一緒に過ごさせてもらったんですが、雑談してるときも音楽の話をしているときも、基本的にすごくフラットなんです。息子、娘みたいな世代の自分たちの立場をちゃんと尊重してくれる。言うべきことは言ってくださるし、僕らの話もちゃんと聞いてくれるんですよね。小田さんと同世代の方から、自分たちみたいな若いアーティストまで、どんな人に対しても同じように接して、何かを押し付けることなく、ミュージシャンとして対等に言葉を交わしているというか。「クリスマスの約束」を始めたきっかけとして「日本の音楽業界はお互いの敬意を伝え合うことが少ないから、そういう場所を作りたかった」とおっしゃってたんです。今の僕の年齢の頃から、そのようなことを考えていたみたいですね。

これ以上は割り切れない、素数のようなメロディ

──水野さんが考える小田さんのすごいところはどういうところですか?

どんな場面でも、正しい選択をされるんですよ。HIROBAというプロジェクト(4月にスタートした水野の新プロジェクト。4月17日に1stシングル「YOU(with 小田和正)」をリリースした)で初めて小田さんと向き合って曲を作らせてもらったんですが、最初に作った曲がボツになったんです。80~90%くらい完成した段階で、「もっといいアイデアが浮かんだから、この曲はやめよう」と言われて。「ここまで作ったから」とかそういう雑念はなくて、いいものを作るために正しい判断をする。そして、そのことに対して迷うことが一切ないんです。この強さはすごいですよ。あと、最近の小田さんの曲は特にそうなんですが、「○○風」みたいなニュアンスや「こういう音楽が背景にある」ということを避ける印象もありますね。究極までそぎ落として、これ以上はもう割り切れない、素数のようなメロディを求めるというか。たとえば僕が手癖で「こういうコードがいいんじゃないですか」とか「こういうイントロはどうですか?」と提案しても、無駄だと思ったら、すぐに切られるんです。あの静かな口調で「冗長だな」とか「逃げてないか?」と言われることもあるし、ドキッとすることが多いですね。歌詞に関してもそうで、「客観視しすぎていて、他人ごとみたいに聞こえる。書こうとしていることに近づかなくちゃいけない」と。

──音楽の作り方がものすごく厳密なんでしょうね。

そうですね。「最初のワンフレーズでパッと広がらないといけない」と言われたこともあります。「例えば『そして』という言葉があるだろ?」と、目の前で実際に歌ってくれたんですよ。まず普通に「そして」と歌って。その後、小田さんが気持ちを込めて歌う感じで「そして」と歌う。後者のほうは、「そして」という歌の奥に物語が広がっているように聞こえるんですよね。「どういうメロディ、どういうニュアンスで歌うかによって、言葉の意味が違って響く。そこまで考えて作っているか?」ということを伝えてくださったんだと思います。小田さんの曲には、ワンフレーズの強さがあるんですよね。オフコースの「さよなら」では「さよなら」というフレーズだけで、情景や物語が浮かんできますから。

水野良樹さん作成「小田和正/オフコース」プレイリスト概要

配信期間
2019年7月18日(木)10:00〜
対象ユーザー
うたパス会員の方

au以外ユーザーの方もご利用いただけます。

選曲楽曲
  • 水曜日の午後 / オフコース
  • 僕等の時代 / オフコース
  • YES YES YES / オフコース
  • I LOVE YOU / オフコース
  • 伝えたいことがあるんだ / 小田和正
  • 緑の街 / 小田和正
  • woh woh / 小田和正
  • 東京の空 / 小田和正
  • たしかなこと / 小田和正
  • この道を / 小田和正

うたパスで聴く

──今回、水野さんに小田さんの楽曲のプレイリストを作っていただきました。「水曜日の午後」などのオフコースの初期の楽曲から、小田さんの最新シングルの収録曲「この道を」まで、全キャリアを網羅したプレイリストですね。

バランスよく選曲したかったんですよね。オフコースは、ハーモニーが1つのポイントだと思うんです。オフコースは2人で始まって、「どうやって音を広げるか?」ということを考えて、鍵盤楽器を取り入れたり、ハーモニーを追求して、音楽性を発展させていったバンドなので。特に「水曜日の午後」は、ハーモニーの素晴らしさが出ている1曲だと思います。

──当時の代表曲「YES-YES-YES」「I LOVE YOU」も選ばれてますね。

「YES-YES-YES」を聴いて感じるのは、オフコースがものすごく「バンドであること」ですよね。メンバーの皆さんそれぞれの個性が立っているし、全員がボーカルを取れる。それはほかにはない特徴だし、「YES-YES-YES」はそれが顕著にわかる曲だと思います。「I LOVE YOU」は、オフコースのなかでも特に好きな曲なので、プレイリストに入れました(笑)。

──「伝えたいことがあるんだ」「緑の街」は、「ラブ・ストーリーは突然に」を含むヒットアルバム「伝えたいことがあるんだ」に収録された楽曲です。小田さんの楽曲がさらにメジャーシーンに広がった時期の楽曲ですね。

「伝えたいことがあるんだ」は譜割りがすごく個性的なんですよ。小田さんと話していて、「メロディの高低だけではなくて、どういうリズム、どういう譜割りで言葉を伝えるかが大事なんだ」と言われたことがあって。例えば「ラブ・ストーリーは突然に」の「あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら」というメロディも、あの譜割りじゃなかったら、ここまで多くの人に伝わらなかったかもしれない。さっき話に出た「さよなら」のサビも、すごく大胆な譜割りですよね。だからこそ印象に残るんじゃないかなと。

歌詞もメロディも、極限まで研ぎ澄まされている

──ほかにも「woh woh」「東京の空」「たしかなこと」など、小田さんの代表曲も含まれてますね。

ベタだと言われるかもしれないけど(笑)、問答無用のいい曲ばかりですから。「たしかなこと」は震災の時期に聴いたとき印象が強く残っています。もちろん被災された方が一番大変なのは前提ですが、いろいろなニュースを目にして、つらい気持ちになることがけっこうあって。そういうときにたまたま「たしかなこと」が流れてきたときに、何度も聴いてきたはずなのに、ぜんぜん違う曲のように聞こえたんです。すごく力をもらったし、「こういう強さを持った曲を作らなくちゃいけないんだ」と改めて思った1曲でもあります。

──最新シングルの収録曲「この道を」については?

歌詞もメロディも、極限まで研ぎ澄まされてますよね。小田さんと同世代の方は「自分の歌」として聴けるでしょうし、小田さん自身の人生も結晶化されているというか。70代になって、こんなにすごい曲を書いていらっしゃるのが、本当にすごいです。「いい曲をたくさん出してきたから、好きなことをやればいい」みたいな感じはまったくないですからね。

──キャリアを重ねるごとにすごみを増していると言いますか。

そうですよね。小田さん、すごく練習されるんですよ。ライブの楽屋でも練習しているし、終演後もメンバーを集めていろいろと確認しているし、移動中も譜面をずっと広げていて。いいライブをやる、いい曲を書くということを追求し続けている。とにかく音楽が好きなんだと思うんです、小田さんは。以前、「弦のアレンジはどうやって作ってるんですか?」と聞いたら、「そうだな」って鍵盤を弾きながら、最初から最後まで全部教えてくれたんですよ。そういう話をしているときの小田さん、すごく楽しそうなんですよね。

──小田さんとの交流は、水野さん自身、いきものがかりにとってもすごく大きいですね。

はい。小田さんは紛うことのない天才なんですけど、「このままずっと歩いていけば、背中が見えるときがくるかもしれない」と思わせてくれる天才なんですよね。音楽が好きという純粋な気持ちや、努力を続け、研鑽を積むことで、今の位置にいらっしゃるそのキャリアがあるからこその天才だと思うので。だから僕にとってはすごく励みになる存在です。

うたパスPresents小田和正ストリーミング配信記念 Myうた登録キャンペーン

内容
「うたパス」で配信中の小田和正の楽曲の中から好きな楽曲を1曲「Myうた登録」していただいた方の中から抽選で3名様に開催中の小田和正さんツアー「Kazumasa Oda Tour 2019 "ENCORE!! ENCORE!!"」のTシャツ(Mサイズ)をプレゼント。

対象となるTシャツは「ENCORE!! ENCORE!! Tシャツ(水色バルーン)Mサイズ」を想定しております。都合により別デザインとなる可能性がございますので、予めご了承ください。

Mサイズ:身丈68cm 身幅50cm/素材:綿100%

当選者数
抽選で3名様
応募期間
7月18日(木)10:00~ 7月31日(水)23:59
対象ユーザー
うたパス会員

au以外ユーザーの方もご利用いただけます。

参加方法
  1. 「うたパス」にて小田和正の楽曲を「Myうた」保存していただきます。

    「Myうた」とは、「うたパス」の会員プランの1つである「聴き放題プラン Myうたプラス」(月額500円・税別)で、毎月好きな曲を10曲保存できるサービスです。

  2. 上記の手順完了後、以下特設ページにて会員認証、応募フォームの入力を経て応募完了。

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利用規約

応募条件
  • 小田和正の楽曲を「Myうた」保存していること。
  • 日本国内に在住で賞品の配送先が日本国内の方。
  • 本プレゼント応募要項のすべての条件にご同意いただける方。
  • 13歳未満(12歳以下)の方は保護者の方がご応募ください。
当選発表
厳正なる抽選を行い、当選者様へ発送をもって、発表に代えさせて頂きます。
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お問い合わせメールアドレス:passgetit@natasha.co.jp
受付期間:2019年7月18日(木)~2019年7月31日(水) 11:00~18:00
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au以外のユーザーもご利用いただけます。

プロフィール

水野良樹(ミズノヨシキ)

1982年生まれ、神奈川県出身。小学校からの同級生である山下穂尊と1999年2月にいきものがかりを結成し、同年11月に吉岡聖恵を迎え3人編成で活動を開始する。2006年にシングル「SAKURA」でメジャーデビュー。ソングライターとして、「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」といったヒット曲を多数生み出す。いきものがかりとしての活動のほかさまざまなアーティストへの楽曲提供、ラジオやテレビなどメディアへの出演など、多岐にわたり活躍している。2019年4月に新プロジェクト「HIROBA」を立ち上げ、4月には小田和正とのコラボ曲「YOU(with 小田和正)」をリリースした。