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“時効”ファンの磯村勇斗、スピンオフ主演は「絶対嘘だと思いました!」

ビデオパス

2007年放送の「帰ってきた時効警察」より、12年ぶりに新シリーズとして復活したドラマ「時効警察はじめました」。10月18日からはスピンオフ「時効警察とくべつへん」の第1弾として、磯村勇斗演じる又来康知にスポットを当てた「鑑識課・又来康知」(全2話)がKDDIの動画配信サービス「ビデオパス」で配信される。

これを記念し、パスゲッティでは磯村のインタビューを実施。長年「時効警察」のファンだという磯村に、憧れの現場の雰囲気や、スピンオフ撮影の裏側を語ってもらった。

取材・文 / 佐藤希 撮影 / ツダヒロキ スタイリング / 齋藤良介 ヘアメイク / 佐藤友勝

変に壁を作らずに入っていけた

──磯村さんは「時効警察はじめました」にもレギュラーキャストとして出演されています。もともと「時効警察」シリーズのファンだったということですが、ファンゆえのプレッシャーはありましたか?

「時効警察」シリーズは本当に大好きですから、すでにできあがっている現場の空気にどう入っていけばいいのかなと悩んでいました。ですが、オダギリ(ジョー)さん、麻生(久美子)さんや皆さんが温かく迎え入れてくださったので、変に壁を作らずに入っていけたんです。でも、時効警察ならではの独特な空気感をつかむまでは時間がかかりましたね。

──独特というと?

お芝居をしすぎちゃいけないんですけど、しなさすぎてもいけないというか……。これは肌で感じないと説明が難しい!(笑) ですが、オダギリさんをはじめ先輩方の立ち姿から「ただ自然にその場に立っていればいい」ということを教わりました。

──俳優の先輩方に囲まれた現場はいかがですか?

ベテランの皆さんの中でお仕事をさせていただけることは、「いい経験をさせてもらっているな」という一言に尽きますね。気は抜けませんが、脱力できる雰囲気もないといけないので、そのバランスは皆さんの様子を見ながら吸収させていただいてます。でも光石(研)さん演じる諸沢とのシーンは大変でした。笑っちゃいけないシーンなのに、光石さんが僕をずっと見つめながらボケ続けるので、何度も笑いそうになっていたんです(笑)。

自分でも「こいつどういうやつなんだろう?」と思う

──磯村さん演じる康知は、これまでの「時効警察」シリーズにはいなかった落ち着いたキャラクターだと思います。

そうですね。今の時代だからこそ求められるキャラクターだと思います。テンションの浮き沈みが激しいんですよ(笑)。自分でも「こいつどういうやつなんだろう?」と思うときはありました。そうやって時折キャラが変になるので、演じていて面白かったですね。

──過去には“ツッパリ”だったという設定もありますよね。

以前、別の作品で不良の役を演じさせていただきましたけど、あのキャラクターとは違う康知ならではのツッパリ像を見せられたらと思っています(笑)。たぶん、親への反発というかやさぐれから来るものなんじゃないでしょうか。かわいく強がっているように見えると思います。ほかにも意外な一面が出てくる回がありますが、基本的には霧山さんの捜査で役立つお助けキャラだと思っていてください。たまに変になる、というだけなので!(笑)

──母親である又来役のふせえりさんとは、どういうお話をされたんでしょうか?

ふせさんが僕を息子として考えてくださる時間が多かったので、「ここは康知をこんなふうに見たほうがいいよね?」とか「息子がツッパっちゃったとき、母親としてはこうしたほうがいいよね」という話をして、そこで出たお話を参考にすることもありました。いち「時効警察」ファンとしてはあの又来に息子がいて、それを自分が演じるということにワクワクしましたし、又来とは真逆の性格なので演じがいがありました。ふせさんとの絡みも楽しかったです。

──磯村さんから見て、又来のような母親はどう思われますか?

物事をしっかり見るし、元気があって生き生きしているから、又来の家庭は楽しそうだなと思います。客観的にはいい親子関係だなと思うんですが、いちいちツッコんで息子をイジってくるので、自分が康知の立場だと「面倒くさい!」と思うかもしれないですね……(笑)。

絶対嘘だと思いました!

──今回、スピンオフの「鑑識課・又来康知」では主演を務められますが、最初にお話が来たときはどう思われましたか?

いやもう、絶対嘘だと思いました! 自分がまさかあの「時効警察」のスピンオフで主演を任されるなんて思ってもみなかったので。ですが、台本をいただいてからは好きな作品で主演させてもらえる幸せを噛みしめながら現場に臨みました。

──劇中では康知が、女性警官の衣装で登場する場面もありましたが……抵抗はなかったですか?

全然ありませんでしたね。「あれ? けっこうイケるな?」って思うぐらい自分では似合ってるなと思ったんです(笑)。それよりも、今回康知とお笑いコンビを組んでいた下柳田役の小手(伸也)さんのキャラクターがあまりにも濃いので、何度も笑いそうになりました。小手さんとは撮影前に何度かネタ合わせしたりもしたんですけど、僕たちはつまらないネタを披露しないといけないコンビなので、逆に難しかったです(苦笑)。

──なるほど(笑)。最後に「鑑識課・又来康知」の見どころを伺ってもよろしいでしょうか?

今回のスピンオフでは、「時効警察はじめました」の本編では描かれない康知の過去や、「実はこういう人間なんだ」と思える意外な一面が明かされる場面もあるので、そこにぜひ注目していただきたいです。あとふせさんと僕の“親子”の掛け合いも楽しんでもらえると思います!

「時効警察とくべつへん 鑑識課・又来康知」ビデオパス配信概要

配信予定日
  • 前編:2019年10月18日(金)深夜0:15 配信スタート
  • 後編:2019年10月25日(金)深夜0:15 配信スタート
脚本・監督
村上大樹
出演
磯村勇斗、小手伸也ほか
特別出演
オダギリジョー、麻生久美子

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プロフィール

磯村勇斗(イソムラハヤト)

1992年9月11日生まれ、静岡県出身。特撮ドラマ「仮面ライダーゴースト」のアラン / 仮面ライダーネクロム役で話題を呼び、連続ドラマ小説「ひよっこ」で、ヒロインの夫となる見習いコック役を演じ一躍注目を浴びる。近年の出演映画には「ういらぶ。」「春待つ僕ら」、ドラマでは「今日から俺は!!」「きのう何食べた?」「インハンド 」「TWO WEEKS」「サ道」がある。PARCOプロデュース「プレイハウス」でミュージカル作品初主演を飾った。