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吉岡里帆「時効警察」の熱血刑事役を語る、「真面目に不思議」

ビデオパス

2007年放送の「帰ってきた時効警察」から、12年ぶりに新シリーズとして復活した「時効警察はじめました」。11月22日には、スピンオフ「時効警察とくべつへん」より吉岡里帆演じる彩雲真空の日常と彼女の過去を描く「刑事課・ 彩雲真空」(全2話)がKDDIの動画配信サービス「ビデオパス」で配信される。

これを記念し、パスゲッティでは吉岡にインタビューを実施。新レギュラーとしてのプレッシャーや三日月しずか役の麻生久美子との関係が語られるほか、スピンオフの意外な見どころが明らかになった。

取材・文 / 佐藤希 撮影 / ツダヒロキ

──今回、12年ぶりに復活した「時効警察」シリーズの新レギュラーとして出演されています。人気シリーズに参加するプレッシャーはありませんでしたか?

プレッシャーはありましたね。皆さんにずっと愛されている作品なので、できるだけ邪魔にならないようにと思いましたし、先輩方の空気感を守れるよう、自分の役割を理解して芝居をしなくてはと思いました。でもいちファンとして、皆さんが12年ぶりに集結して、どんなふうに物語が展開していくんだろう?という楽しみも大きかったです。自分も総武警察署の刑事として出演できることが本当にうれしくて、「時効警察」の面白さを皆さんと一緒に作っていけるというのは幸せなことです。

──出演が決まって、周囲の反応はいかがでしたか?

いろんな方々が「時効警察絶対観る!」「時効警察めちゃくちゃ楽しみにしてる!」と言ってくださって、「時効警察」の人気を改めて感じました。三木(聡)監督やオダギリ(ジョー)さん、麻生(久美子)さんら先輩方が残してきた歴史と、世界観の強さを実感しましたね。

──今回、刑事課の新人刑事・彩雲を演じられます。彩雲は、いつも真面目でまっすぐな女子と言う印象でした。

彩雲は熱血刑事ということで、意外と動きがアグレッシブなんですよ。また、彼女にいろんな趣味があることが劇中で明かされるんですが、毎話毎話で違う一面を披露するのでミーハーだなぁと思ったり(笑)。プロレス好きという点が意外で面白かったですし、小説家のファンクラブに入っていたり、好奇心が多方向に向いていて、「真面目に不思議なんだなぁ」と思うときもありました。

──ご自身と近いと感じる点はありますか?

うーん……私自身がどちらかというと、ツッコミ側だと思うので、皆さんのボケに対して真面目にツッコミを入れることは違和感なかったです。時効管理課での掛け合いでは、皆さんの個性的なリアクションが続くんですが、以前三木監督に「誰かが面白いことをしたらそれに対してどれだけちゃんとリアクションを取れるかが大事なんだよ」と教えていただいたので、その点を大事にしています。自分がセリフを言うときはもちろんですが、皆さんが面白いことをするときにいいリアクションを取れたらいいなといつも思っています。

──個人的な印象ですが、彩雲はボケとツッコミの中間にいて、いろんな立ち回りができるキャラクターだと思いました。

そうなんです! どちらにも立てますよね。でも、「時効警察」は個性的なキャラクターが多いので、皆さんのギャグに順応していくようにしています。あと、ミーハーな精神も大事にしています!

──吉岡さん自身も「時効警察」シリーズのファンということですが、現場に入った感想はいかがでしたか?

すごく緊張しました……! 最初の1カ月はずっと時効管理課でのシーンだったんですが、テレビで観ていた時効管理課の皆さんと芝居をしたり、霧山さんと一緒に捜査したりという状況に感動しました。本当に最初の頃は、「うわー、本物だー!」と感激しきりだったんですが、セリフやギャグのテンポなど皆さんが積み重ねてきたあうんの呼吸を間近で拝見して、「これぐらいのスピードなんだ!」と驚いた場面もありました。

──公式サイトの相関図では、「三日月が彩雲をライバル視している」と匂わす表現があるんですが、実際のところはいかがなんでしょう?

(笑)。全然ライバルじゃないんですけど、ちょっと不思議な関係ですね。お互い少し張り合うシーンもたまにあります。プロレス技を掛け合うシーンがあるんですけど、そこは女同士で心を開いているがゆえのバトルかなと思っています。麻生さんが本当にやさしくて、この間、麻生さんとの最後のシーンを終えたあとに、急に抱きしめられて、「よしよし」となでてくださってすごくうれしかったです!

──今回、スピンオフ「時効警察とくべつへん 刑事課・ 彩雲真空」で主演されます。スピンオフのお話が来たときはどう思われましたか?

本編では、彩雲がどういう人間なのか詳細には描かれていなかったので、補足としてスピンオフを作っていただけてありがたいなあと思いました。監督を務める大九明子さんも、私と同じく今回から「時効警察」シリーズに入ったので、ある意味で“新人”同士なんです。話していると気の置けない感じがして打ち解けられましたし、大九さんに付いて行こうと思って演じました。

──スピンオフの台本を読ませていただいたんですが、セリフやしぐさから、大九監督が「いかに彩雲をかわいらしく撮るか」ということに力を入れているように感じました。

彩雲のチャーミングな部分に注目しつつ、面白い感じに脚本を書いてくださってますよね。 芝居については、大九さんに「のびのびやってくださるのがうれしい」とおっしゃっていただいたので、リラックスして撮影に臨みました。決して現場がゆるいわけではなかったんですが、大九さんが女性にしかできない面白さを表現しようとしてくださったので、どうすればもっと面白くなるかということを一緒に考えていくような感覚でした。

──なるほど。最後に、スピンオフの注目ポイントを教えてください。

スピンオフでは、彩雲と十文字さんの過去の出会いも描かれているので、「あ、こんなところで出会っていたんだ」と意外に思われるかもしれません。そのシーンはぜひ観ていただきたいです。また、ビン底メガネをかけた彩雲の学生姿も観られますが、若い頃の十文字さんのビジュアルに注目していただけるともっと面白いと思います(笑)。

「時効警察とくべつへん 刑事課・ 彩雲真空」ビデオパス配信概要

配信予定日
  • 前編:2019年11月22日(金)深夜0:15配信スタート
  • 後編:2019年11月29日(金)深夜0:15配信スタート
脚本・監督
大九明子
出演
吉岡里帆、岡野陽⼀ほか
特別出演
オダギリジョー、麻生久美子、豊原功補 緋田康人

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プロフィール

吉岡里帆(ヨシオカリホ)

1993年生まれ、京都府出身。2016年、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で注目を集める。その後数々のドラマや映画に出演し、2018年のドラマ「きみが心に棲みついた」で初主演を飾る。近年の出演作は「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」「パラレルワールド・ラブストーリー」など。現在、主演作「見えない目撃者」や声の出演をした「空の青さを知る人よ」が公開中。