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ハライチ岩井&イコラブ野口、アニオタ2人がガチで選ぶ“観ておくべき”2019年冬アニメ5選

ビデオパス

2019年の冬に始まったアニメが、早くも折り返しを迎えた。KDDIの映像配信サービス「ビデオパス」でも多数の冬アニメが配信されており、いつでも視聴可能。好みの新アニメを見つけ、楽しんでいる人も多いだろう。しかし配信されているアニメの多さ、そして幅広さに作品をチェックし切れていない、追いつけていない人もいるかもしれない。

そこでパスゲッティではヘビーなアニメ好きであるお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気とアイドルユニット・=LOVEの野口衣織を招いて、ビデオパスで配信されている作品から「これは観るべき」という冬アニメを5つ選んでもらった。熱く、深く、愛あるアニメ談義をお楽しみあれ。

取材・文 / はるのおと 撮影 / 須田卓馬

2人の2018年一押しアニメは「だかいち」

──おふたりは初対面だと伺いましたので、まずは自己紹介を兼ねて、2018年に放送・配信されたアニメから好きな作品を教えてください。

岩井 俺は雑食だからなんでも観ます。2018年なら「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」とか「恋は雨上がりのように」が好きで、あと「抱かれたい男1位に脅されています。」もよかった。

岩井勇気(ハライチ)

岩井勇気(ハライチ)

野口 ありがとうございます!

岩井 え、関係者の方ですか?(笑)

野口 いえ、違うんですけど(笑)。原作から読んでいて、私も大好きなアニメなので挙げてもらってうれしいです。

  • ©DO1 PROJECT

    ©DO1 PROJECT

    「抱かれたい男1位に脅されています。」

    5年連続で“抱かれたい男1位”だったベテラン俳優・西條高人と、その座を奪った新人俳優・東谷准太の恋愛模様を描くBL作品。

    キャスト
    小野友樹、高橋広樹、佐藤拓也、内田雄馬、鳥海浩輔、羽多野渉

    スタッフ
    監督:龍輪直征
    原作:桜日梯子 「抱かれたい男1位に脅されています。」
    (月刊マガジンビーボーイ / リブレ刊)
    制作:CloverWorks

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岩井 「だかいち」は最近のBLテレビアニメだと一番面白かった。最初は俳優のポジション争いみたいな話で始まるのに、1話の終わりで急にエッチな雰囲気になって。あの驚きは多くの人に体験してほしいです。

野口 私は綾木千広というキャラクターに注目してほしいです。高人という主人公を狙う男なんですけど、彼はちょっと悪い男なんですよ。悪い男を好きな女性も多いと思いますが、わからないという人もぜひ綾木でその魅力を知ってほしいです。

野口衣織

野口衣織

岩井 男が観ても面白い作品だった。直球な純愛ものとしても見られる。BL作品って男同士という時点で捻りが入っているから、変な捻りが必要ないのかもしれない。

──早速意気投合されたところで、本題の2019年1月から始まったアニメの話を伺います。ビデオパスで配信されている作品から、ここまでの3~4話をご覧になって「これは観るべき」という作品をおふたりで選んでください。(※取材は1月下旬に行われた)。

岩井 野口さんは何か好きな作品ある?

野口 「盾の勇者の成り上がり」を楽しく観ています。

  • ©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

    ©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

    「盾の勇者の成り上がり」

    投稿サイト「小説家になろう」発の小説が原作。異世界に召喚された大学生の岩谷尚文が、その他の勇者と異なり攻撃力がない“盾の勇者”として旅をする。

    キャスト
    石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生、内田真礼

    スタッフ
    監督:阿保孝雄
    原作:アネコユサギ「盾の勇者の成り上がり」
    (MFブックス / KADOKAWA)
    アニメーション制作:キネマシトラス

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野口 最初は「よくある異世界召喚ものかな」と思っていたんですけど、初めから仲間に裏切られて、召喚する前は前向きだった主人公が人間不信になる。「この先どうなるんだろう」と、とにかく続きが気になっています。

対談中の様子。

対談中の様子。

岩井 俺も「盾の勇者」は好きですね。まず20歳くらいの頃に「ファンタシースターオンライン」や「ラグナロクオンライン」みたいなネットゲームをプレイしまくっていたので、RPG的な要素がある時点で好きなんだけど(笑)。あと異世界召喚ものって、召喚された世界ですごく強いかすごく弱いか、どちらかのパターンじゃないですか。後者だとコメディチックなものが多いけど、「盾の勇者」の主人公は弱さを受け入れて知恵で戦うんですよね。そこがいい。

──弱いからこそ、主人公に感情移入できるんですね。

野口 主人公に感情移入しすぎて、1話や2話はむしゃくしゃしてしまうくらいでした。でもさっき観たばかりですけど、4話で主人公が少し報われてすごくよかったです。

──おふたりとも絶賛ですね。岩井さんの一押しは?

岩井 「上野さんは不器用」ですかね。

  • ©tugeneko・白泉社/上野さんは不器用製作委員会

    ©tugeneko・白泉社/上野さんは不器用製作委員会

    「上野さんは不器用」

    とある中学校の科学部部長・上野さんが空回りし続けるちょっとエッチなラブコメディ。上野は思いを寄せる後輩・田中の気を引くため、奇想天外な発明品でアピールするが……。

    キャスト
    芹澤優、田中あいみ、影山灯、大森日雅、伊藤美来、井澤詩織、戸松遥、佐藤利奈、竹達彩奈、井口裕香

    スタッフ
    監督・シリーズ構成:月見里智弘
    原作:tugeneko「上野さんは不器用」
    (ヤングアニマル / 白泉社)
    アニメーション制作:レスプリ

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岩井 1話の最初から、上野さんが田中にろ過したおしっこを飲ませようとするじゃないですか。あれを1話でやったのはあっぱれでした。

野口 ただただ「バカだなあ」で終わる感じがいいですよね。平和で、気疲れしない。あと田中の“無”な感じがすごい。女子に向かって「もっとスカート上げてください」とか普通に言っちゃうところとか、「この子、感情あるのかな?」って思っちゃう。

岩井 あの鈍さはやばいよね(笑)。「上野さん」ってアニメだと少し「パワーパフ ガールズ」みたいなギャグっぽいキャラクターデザインになっているおかげで、エロすぎないじゃない? だから田中にやきもちを焼かずに観られる(笑)。

対談中の様子。

対談中の様子。

──お笑い芸人の岩井さんですが、好きなギャグアニメの傾向はありますか?

岩井 作中でガッツリとツッコミがあるときつく感じるので、ボケっぱなしの作品とか、うっすらリアクションするくらいの作品が好きです。最近はそういう作品が多くて、「上野さん」もそうだし、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」もそう。あれも大好きです。

  • ©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会

    ©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会

    「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」

    秀才ばかり通う秀知院学園が舞台。互いに憎からず思っている生徒会長・白銀御行と副会長の四宮かぐやが、相手に告白させようと知略をめぐらす。

    キャスト
    古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣、麻倉もも、八代拓、鈴代紗弓、子安武人

    スタッフ
    監督:畠山守
    原作:赤坂アカ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」
    (週刊ヤングジャンプ / 集英社)
    アニメーション制作:A-1 Pictures

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野口 私も好きです! 主人公は2人とも天才なのに、頭の使い方を完全に間違えていて楽しい。

岩井 全然シリアスな状況ではないのに、頭の中ではすごい心理戦が繰り広げられていて、恋愛ものというよりコメディとして観ています。毎回面白すぎます。

「ブギーポップ」はまとめ見推奨

──2人とも好きな作品がどんどん挙がっていきますね。冬の新番組でも有数の話題作「けものフレンズ2」はいかがでしょう?

野口 観てます。1話で「食べないで~」「食べないよ」という1期の1話と同じくだりをやったじゃないですか。あれがよかった!

岩井 あそこ、よかったよね。

対談中の様子。

対談中の様子。

──ほかのほのぼの系の作品はいかがでしょう?

岩井 「えんどろ~!」は、異世界でほのぼのしているのが珍しくて面白いです。

野口 「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」も、主人公の男性と飼い猫がどちらもかわいいし、それぞれの視点が絶妙に噛み合っていない感じが癒されますよ。「猫もこんな気持ちなんだな」とわかって、湯たんぽに包まれているような心地で……。

岩井 いや、湯たんぽは包まれるものではないでしょ(笑)。

野口 あ、そうか(笑)。でも「これから先、主人公と猫の互いの気持ちが通じ合っていくのかな。そうなったらもっと幸せになれるな」なんて期待しながら観ています。

──なるほど。岩井さんは1月中旬に配信されたご自身の番組で「ブギーポップは笑わない」については「評価を保留したい」とおっしゃっていましたよね。

  • ©2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会

    ©2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会

    「ブギーポップは笑わない」

    世界の危機に呼応して現れる存在“ブギーポップ”を巡るアクションファンタジー。原作小説は1998年から長期にわたって刊行されている。

    キャスト
    悠木碧、大西沙織、近藤玲奈、小林千晃、下地紫野、諏訪彩花、榎木淳弥、市川蒼、竹達彩奈、宮田幸季、八代拓、市ノ瀬加那、細谷佳正、長谷川芳明、阿澄佳奈、上田燿司、花澤香菜

    スタッフ
    監督:夏目真悟
    原作:上遠野浩平「ブギーポップ」シリーズ
    (電撃文庫 / KADOKAWA アスキー・メディアワークス)
    アニメーション制作:マッドハウス

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岩井 そうですね。俺は原作の小説「ブギーポップは笑わない」が昔から好きなんですけど、今回のアニメをフラットな気持ちで1話だけ観たら、全然意味がわからないんですよ(笑)。だから「30分で判断せず、頼むから3話まで観てくれ」と各所で言っていました。

野口 私は原作を読んだことがなかったんですけど、確かに1話を観た段階だと全然理解できませんでした。でも2話を観るとまだわからないことがありながらも、少しずつ話が理解できて。それが3話できれいに1つの話が完成して、すごくすっきりしました。頭を使うけど、面白かったです。

岩井 それならよかった。映画ならともかく、毎週30分のアニメだと「ブギーポップ」の面白さが伝わるかなと不安だったので。

野口 まさにビデオパスみたいな配信サイトで、まとめて観るのが見やすくていいかもしれませんね。

野口衣織

野口衣織

岩井 「ブギーポップ」は2000年にもアニメ化したんですけど、そちらはけっこう概念的な感じで難しかった。ずっと作品の新規ファンが増えてほしかったので、今回、より多くの人が楽しめるものを作ってくれた制作陣に感謝しています。

「Bプロ」vs「W'z」、最後に選ばれたのは……?

──今期だと「Dimensionハイスクール」や「バーチャルさんはみている」といったアニメと分類すべきか難しい作品もあります。

岩井 「Dimensionハイスクール」はぶっ飛んでますね。単純に、番組内で出題されるクイズが面白いから観ています。まあ難しくて解けないんだけど。前にも同じようにクイズが難しいアニメがあったような……。

──「カイトアンサ」や「ナゾトキネ」でしょうか。

岩井 そうそう! 難しいし、答えを聞いても「あーっ!」と気持ちよくならない(笑)。でも「東大王」を観ているのと同じ感覚で、難問に挑戦している人を観るのが面白いという。

野口 私は普段からバーチャルYouTuberさんの動画を観ているので、「バーチャルさんはみている」は「いつも見ている人たちがアニメに出てる!」という感慨深さがありますね。

岩井 確かにバーチャルYouTuberが好きだったら面白いかもね。俺はアニメではなくバーチャルYouTuberのコント番組として観ています。俺もコント番組に出ることがありますけど、自分が台本を書いたわけでもないコントをしたり、それぞれに活躍している人たちが急に集まって何かをすると、個性が相殺されることがあるんですよ。同じポジションで人が被っちゃったり。そういう点で「バーチャルさん」はリアリティがあって、逆にいいですね。

──専門的なご意見ありがとうござます。“観るべき5作品”ですが、ここまでで「盾の勇者」「上野さん」「かぐや様」「ブギーポップ」はおふたりとも絶賛だったので確定として、あと1作品です。「BanG Dream! 2nd Season」「B-PROJECT~絶頂*エモーション~」「W'z《ウィズ》」といった音楽が印象的な作品はどうでしょうか。

野口 「Bプロ」は1話がやばかったですね! ライブのアンコールの場面から始まるんですけど、みんなが飛び出てくるんですよ。もう心が乱されました!

対談中の様子。

対談中の様子。

岩井 ライブ会場にいるファンみたいなテンションの上がり方だ(笑)。「Bプロ」はデザインがいいよね。顔は今一番カッコいい感じだし、私服もいい。俺、「マジきゅんっ!ルネッサンス」とか男性アイドルものも好きで観るけど、その中でも一番お洒落だと思う。

──アイドルとして、野口さんは「Bプロ」メンバーをどう見られますか?

野口 自分がアイドルになる前は単純に「カッコいい」と思って観ていましたけど、今は彼らがすごくいい子だと感じるシーンが増えました。だってちゃんと挨拶するんですよ。ラジオの収録が終わったらちゃんと大きな声で「お疲れ様でした!」って言うとか。もちろん基本的なことであるけど、改めて「偉いなー」って思います。

岩井 でも確かに「Bプロ」はアイドル活動の裏側をちゃんと描いているのが面白いよね。

野口 ただ音楽ものだと「W'z《ウィズ》」もめちゃくちゃよかったんですよ。主人公のユキヤって普段は困り顔というか眉が下がってる感じなんですけど、彼の能力で侵入する異世界ではキリッとしていて。その表情のギャップがすごい。

  • ©GoHands,Frontier Works/W’z-Project

    ©GoHands,Frontier Works/W’z-Project

    「W'z《ウィズ》」

    他人と手をつなぐことで異世界へと移動できる少年・荒城ユキヤの戦いの物語。2017年のアニメ「ハンドシェイカー」から10年後の世界を描く。

    キャスト
    福原かつみ、増田俊樹、武内駿輔、江口拓也、山上佳之介、浪川大輔、福山潤、藤田茜、水瀬いのり、種﨑敦美、高橋未奈美、日笠陽子

    スタッフ
    監督:鈴木 信吾・金澤 洪充
    原作:GoHands × Frontier Works
    制作:GoHands

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──「W'z《ウィズ》」を制作するGoHands作品は、キャラクターの3Dモデル、背景の色合い、カメラワークなど、ビジュアルがとにかく凝っています。

岩井勇気(ハライチ)

岩井勇気(ハライチ)

岩井 全体的にギラギラした色遣いで綺麗ですよね。飲み屋とかで音楽が流れている中で大きなテレビで映像が流れていることってあるじゃないですか。スノーボードの映像とか。あんな感じで頭を使わなくても「綺麗だから」で観られるのがいいです。「K」シリーズや「ハンドシェイカー」も最後まで観ましたし、「W'z《ウィズ》」も同じように楽しめそうです。

──「ハンドシェイカー」も観られていたんですね。

岩井 はい。だから「W'z《ウィズ》」の1話を観て驚きましたよ。「新作だと思ったら『ハンドシェイカー』の続きなんだ!」って。

野口 「ハンドシェイカー」と「W'z《ウィズ》」はつながっているんですか?

岩井 そうそう。好きな人は好きな作品だと思うよ。

野口 そちらも観てみます。では最後の1作品は「W'z《ウィズ》」でお願いします!

──無事に今期観ておくべき5作品が決まりました。本日はありがとうございました!

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岩井さんと野口さんが“観ておくべき“2019年冬アニメとして選んだ作品はこちら!

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プロフィール

岩井勇気(イワイユウキ)

埼玉県出身、1986年7月31日生まれ。幼稚園からの幼なじみ・澤部佑とお笑いコンビ・ハライチを結成。アニラジ「ハライチ岩井勇気のアニニャン!」(TBSラジオ)パーソナリティーほか、「ハライチ岩井勇気のアニ番」(ニコ生)、「おはスタ」(テレビ東京)などのレギュラーを抱える。小説新潮(新潮社)、TV Bros.(東京ニュース通信社)でコラムを連載中。

野口衣織(ノグチイオリ)

茨城県出身、2000年4月26日生まれ。代々木アニメーション学院と現役アイドル・指原莉乃がタッグを組んでプロデュースするアイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)のメンバーとして、2017年にSACRA MUSICからメジャーデビュー。2018年に上演した「あにてれ×=LOVE ステージプロジェクト」の舞台「けものフレンズ」ではオーロックス役を、舞台「ガールフレンド(仮)」では風町陽歌役を務めた。